平成24年度会長
<H24 スローガン>
≪会長所信≫
今年度、加西YEGは設立25周年を迎えます。四半世紀前、熱い志をもった地域の先輩方が立ち上げ、脈々とその歴史を刻んできた加西YEGの会長職を拝命させていただくことになり、その重責に改めて身が引き締まる想いです。
社会に目を向けてみると、私たちを取り巻くあらゆる環境は悪化する一方です。それはバブル期を知らない我々世代にとって、どこまでも抜け出ることのできない長いトンネルのようであり、やり場のない大きな不安から逃れられないのが現状です。
また社会環境のみならず、これまで守られてきた地域の構造そのものも大きく変わりつつあります。ITの急速な進化に伴い、誰もが簡単に世界に手が届くようになりました。多くの利点を持つ反面、地域がその役割を失いつつあるという側面があります。地域商工業の振興発展に寄与すべき我々が、その目的自体なくしかねない状況になってきたのです。
一方、大きな災害を立て続けに経験し、改めて地域という単位が見直された現実があります。古来より共存の精神を軸としてきた我々にとって、それは原点であることを改めて思い知らされました。
自分たちのため、次代のために、私たちはこの経験のない過渡期にどう挑むのか、大きな試練が与えられています。
このような混乱の時代にこそ、YEGは原点に戻るべきではないでしょうか。
YEGの基本理念は我々に進むべき道を諭してくれます。長い歴史を経ても変わることのない志を示しています。時代の流れに敏感に反応する柔軟性は備えつつも、我々の拠りどころとなるのはやはり基本理念であるのです。
今年度はメンバー各個が基本理念を正しく理解し、以下を方針として活動します。
<自己のレベルアップを図る>
YEG活動には、無限の栄養素が含まれています。ただのおつきあいで済ますほどもったいないことはありません。すべての活動から学び取る気概で臨み、貪欲に自己研鑽します。
YEG活動と自分の企業活動を切り離して捉えていませんか。取引先の開拓だけが成果ではありません。自己を確立するためにYEGは大いに利用できる場所です。YEG活動を通じ、我々の活動原点である各事業所の発展へと繋げます。
<地域を愛する>
役割は弱まりつつも、地域が重要なポジションであることに変わりはありません。何よりも地域には活動原点である事業所があり、愛する家族や仲間がいます。にもかかわらず、我々は地域について語ることができません。このような過渡期にあるからこそ、基本理念に忠実に、地域との関係を正しく構築する必要があると考えます。そして、次代のために地域を元気づける役割を果たします。地域の経済的発展と活性化は比例しています。
<和を広げ団結する>
YEGは組織です。連帯することにより、個人にはない大きな力を発揮します。この組織力を生かし、日本全国のネットワークを活用することも可能です。
ただし、そのためには自ら積極的に外へ外へと領域を広げていくことが条件です。外の景色は私たちの想像を超えています。
また、拠点である加西YEGの充実も不可欠です。昨年度に引き続き、会員拡大やメンバーの結束を重要視し、さらに力強い組織づくりをめざします。
25周年は通過点に過ぎません。しかし、次代への航海が始まる記念すべき一年でもあります。航路を計画し、船の状態を確認し、天気を読み、波の荒れを推測し、目指す港へ出発するために覚悟を決める一年です。
YEG設立時、先輩方の心には跡を追う私たちへの深い愛情があったに違いありません。25年の志を繋ぎ、今度は私たちが愛する次代へ繋ぐために自ら舵をとる気概をもって行動します。
加西商工会議所 青年部
第25代 会長
後藤 直樹





