会頭ごあいさつ

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加西商工会議所は昭和62年4月に創立以来、地域振興と商工業の総合的な発展を目指して活発に事業を展開しています。

ここ加西市は、戦後、大手家電メーカー(三洋電機)創業の地として、播磨地方の片田舎ながら、高度な先進的技術に支えられた先進的な「ものづくり」の地域として発展してまいりました。

平成18年、家電メーカーの撤退後も、協力工場として培ってきた高い技術により、自主独立の優れた企業が育っています。

市内4か所の産業団地に地元企業が多く進出しているのも特徴であり、また、三洋電機跡地にイオンモールが進出したこと等により、歴史的経済危機であったリーマンショックからいち早く工業・商業ともV字回復したのは、全国で唯一加西市のみであると言われています。※1

中国自動車道加西ICや山陽自動車道加古川北ICに近く、京阪神へ抜群の交通アクセスを有する当地において、長年の懸案でありました新たな産業団地の開発計画(加西インター周辺地区産業団地)も公表されるなど、加西市と加西商工会議所は共に手を取り合って、さらなる発展に向け大きなポテンシャルを秘め、新たな飛躍を目指しております。

さて、当会議所は平成29年7月に「アスティアかさい」に移転をいたしました。これは、商工会館の老朽化と耐震診断の結果により、耐震補強リニューアル、規模を縮小しての建替え、テナント入居などの選択肢の中から、経済性や市街地活性化を熟考し、駅前再開発ビルへの移転を決断したものでございます。

全国510以上の商工会議所のうち、ほとんどの商工会議所が自所ビルや区分所有ビルに入居されているなか、賃貸テナントとして入居する商工会議所は稀有なケースでありますが、建物老朽化の悩みを抱える全国の商工会議所様のモデルケースになれるようがんばる所存です。

※1 山本尚史拓殖大学経済学部教授(2017)「経済レジリエンスのある地方都市の特性」より

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